アーリーモーニングティー
1. ティーパーティーの生い立ちについて
 お茶はもともと中国が原産地と言われています。これがオランダ人の手を経てイギリスに運ばれたのは17世紀半ばのことでした。始めはロンドンのコーヒーハウスで、万病に効く薬として宣伝されました。そして、1662年 イギリスの国王チャールズ2世のもとへポルトガルのブラガンザ王家のキャサリンが嫁いだ際に、持参金としてインドのボンベイ(今のムンバイ)、北アフリカのタンジールの他に、中国のお茶と・お茶道具、それにブラジルの砂糖などを持参したことから、イギリスの宮廷でお茶を飲むという贅沢な行為が始まりました。その後、メアリー王女やアン王女などがお茶を好まれ、徐々に一般の女性達の間でお茶と楽しむことが普及していきました。
 もともとお茶は東洋から運ばれた貴重で高価な物でした。イギリスの喫茶の習慣はまずは王侯貴族階級から始まり上流階級へとひろまり、18世紀後半からは産業革命が始まりイギリスの経済が拡大するにつれ中産階級へと段階的に広まっていきました。19世紀の中頃にはビクトリア女王をはじめイギリス国教会などが中心となって,人々の動労意欲を高めるために労働者に「アルコールを飲むよりもお茶を飲むjことを」を奨めたことや、国内の紅茶消費の拡大に対して当時のイギリス領であったインドやセイロンでの紅茶生産が始まったお陰で、一般庶民階級にも着実に普及していきました。
またインドのアッサム撞から製造された新しい帝国紅茶がイングリッシュ・ティー(ミルク・ティー)として最適だったこともあり、イギリスの国民飲料として定着し、今日に至っています。
 
 イギリス人の習性で「上の者のライフスタイルをまねて、それにあやかること」が進行していったため、このようにして(約200年という)長い長い年月をかけて一般庶民階級にも着実に普及していきました。
ティーパーティーの習慣もこのようにして英国の生活文化として定着していきました。
イギリスでは1杯のおいしい紅茶のことを「A Nice Cup of TEA」と言い、彼らの日常生活の中でなくてはならないものに「なっています。
2. イギリスのティータイム
@ アーリーモーニングティー(ベット・ティー)

朝の目覚めの一杯です。19世紀の中産階級以上の人々は召使にティーを寝室まで運ばせ、それが朝食も兼ねた場合もありました。現在のイギリスでも夫から妻へ愛情の表現としてこれを習慣にしている家庭もあるようです。


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